マーケティングが必要になった理由について。

マーケティング は、今から150年以上も前の米国で生まれたと言われています。英語のスペルは「marketing」です。

マーケティングが本格的に普及したのは、20世紀に入ってからです。それでも100年以上の歴史があることになります。

マーケティングは、企業や組織が目的を達成するための活動全般を指します。企業の場合は、商品やサービスを顧客に販売して、利益を出すことが目的です。

ではどうしてマーケティングが必要になったのでしょうか?

戦後の日本のような、商品が圧倒的に不足している状況では、生産するだけで売れました。

その時代には、衣食住に関する、あらゆるものが不足していました。食料や衣料はもちろん、家も不足していたのです。

このような状況では、需要に対し、供給がまったく追いつかないので、作るだけで売れました。

商品が足りないので、買えるだけでも恵まれています。商品の種類がまだ少ないこともあり、選択で迷うことはありませんでした。

商品を店頭に並べると、お客様が自然に集まり、どんどん売れました。

つまり最初から顧客がいたので、マーケティングについて、考えなくてもよかったのです。

ところが高度成長期以降は、大量生産により、需要と供給のバランスが逆転します。

生活に必要なものが、一通り行き渡り、同じような商品も沢山登場しました。

すると、商品を作るだけでは売れなくなりました。

他社の同じような商品が、お店の棚に並び、顧客が選択できるようになりました。

商品を選択できることは、顧客にとってメリットです。でも人間は、選択肢が多くなりすぎると、どれを選んでよいのかわからなくなります。

また、顧客が既に同じような商品を持っている場合もあり、なかなか売れなくなってきたのです。

したがって、現在のような、商品が溢れている時代には、まず顧客を集めることから始めなければなりません。

多くの商品の中から、自社の商品を選んでもらうための工夫も必要です。

時には、顧客が商品を選択する時の判断材料となる、情報を提供する必要があります。

流通も多様化しています。インターネットや宅配便の登場で、いろんな販売方法が可能になりました。日本全国はもちろん、海外への販売も可能です。

しかも決済方法が多くなりました。現金だけでなく、クレジットカード、銀行振り込み、コンビニ支払い、代金引換など様々です。

このように、商品が売れ難くなり、いろんな選択肢が増えてくると、商品の企画、生産、流通、販売などの各プロセスを、最適化する必要が出てきました。

そのために使われるのが、マーケティングの知識なのです。マーケティングは、あらゆる分野の知識が必要な、高度なスキルです。

戦後に限らず、現在でも供給が不足している時は、売れます。「世界初」の商品や、「他には無い」サービスなら、その会社で買うしかないからです。

でも次第に、類似の商品やサービスが登場する時が来ます。

だから、企業が継続して利益を出すためには、マーケティングの知識が、必ず必要になります。

スポンサードリンク

スポンサードリンク






マーケティング初心者入門講座 TOPへ

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。